おうちのはむちゃんありがと

旦那のそばで背中を「トントン」してもらって滝のごとく涙を流し終わって落ち着いてきた頃、はむちゃんが柵を「ガジガジ」してかまってもらいたいそぶりをしていることに気がついて柵越しに「鼻をつんつん」してやるとかまってもらってうれしいらしく、ぴたっと止まる。そんなことを何度かしてねこのココロに余裕が出来てきて柵から出してあげる。
「はむちゃん」という生き物は手のひらにのせると手や周りを「くんくん」して散歩に出かけようとする。でもホントに散歩させてしまうと目を離すとどこにいるか分からなくなって(知らないで踏みつけてしまいそうで)その場から動けなくなってしまうので包むようにするとはむちゃんは頭突きというか鼻突きで手の指から逃げ出そうとする。そうすると手で受け取らなきゃないので片方の手で包む、頭突きでまた手から逃げようとするの繰り返しで気分は手品師です。

もちろん頭の中はアノ曲です。♪ちゃららららん♪手から沢山のはむちゃんが出てきま〜す。はい、いつもより沢山出ていま〜す。はい、手渡り〜。はい、腕渡り〜。はい、背中渡り〜。はい、もう片方も腕渡り〜。はい、上手に出来ました〜。ねこさんの鼻と鼻でごあいさつ〜!また今度来てくださいね〜。ポーズを決めて退場(柵に戻す)。動物園や水族館の飼育員さんきどり。

ここではたと気がつく。ペットセラピー?アニマルセラピー?ココロが和んでいます。さっきよりずっと。
ペットっていいよね。こんなちいさなはむちゃんでも。こんなので(?)ココロこんなに和むんならわんこならもっと和むよねぇ〜。早くわんこが飼える身分になりたい。